丸八真綿グループ・株式会社ハッチと社会福祉法人伸こう福祉会

高齢者に快適な眠りをもたらす寝具
「pasem」（パセーム）を共同開発

丸八真綿グループのレンタル部門である株式会社ハッチ（静岡県浜松市・代表取締役 安田 明彦）と、社会福祉法人伸こう福祉会（神奈川県横浜市・理事長 足立 聖子）は、寝たきりの高齢者に質の高い睡眠を提供するために共同で寝具の開発に取り組んできました。開発開始から約2年が経過し、ここに晴れて理想の寝具「pasem」（パセーム）が完成し、まずはブランド第一弾として介護用シーツ「ウイングシーツ」
を2013年2月1日より販売します。

Pasemのご紹介

Pasem（パセーム）とは、ラテン語で「やすらぎ」を表します。
ご利用者にとって快適で豊かな眠りをご提供いたします。
介護者にとって扱いやすい寝具で介助作業のご負担を軽減いたします。

Pasemブランド第1弾　ウイングシーツの特長

基本仕様

• サイズ：95×188×9cm
• ※サイズ対応（横88～95㎝、縦190～200㎝、厚さ8～12㎝）
• 生　地：綿65％　ポリエステル35％（ハニカムメッシュ）
• 仕　様：[足頭部]　　BOX型
• [サイド部]　ウイング型
• 価　格：オープン価格
• 発売開始日：2013年2月1日

介護のプロと寝具のプロの共同開発

高齢化が社会問題として騒がれるようになり久しいですが、日本褥瘡学会の調べによると、2010年の国内の寝たきり老人の人口は約170万人いると言われます。そのうち、寝返りなどが打てずに床ずれに苦しむ高齢者は約17万～34万人といわれ、実に寝たきり老人の5～10人に1人は寝返りすら満足に打てずに苦しんでいる状況といわれています。

この原因のひとつとしては、低予算での運営を迫られ多忙を極める介護施設においては、寝具やリネンにまで潤沢な予算を割けずに、耐久性やコストパフォーマンスを重視するあまり質の悪い寝具を使わざるを得ないという現状があります。
このような状況に以前から疑問を抱いていた社会福祉法人伸こう福祉会は、創業以来50年寝具づくりに取り組む丸八真綿グループの株式会社ハッチと共同で、高齢者にとって最適の眠りをあたえる寝具の開発に乗り出しました。現場でのヒアリングや検証からリネン業者との打ち合わせなどを重ね、共同開発を始めて約2年をかけて、この度の発表会を迎えることが出来ました。

株式会社ハッチについて

2008年、寝具メーカー・丸八真綿グループのふとんレンタル部門として独立。昔ながらの「貸しふとん屋」から脱却し、丸八真綿の技術を使った最高級の寝具を清潔に、手軽にレンタルできるサービスを展開する。個人へのレンタルだけでなく、企業の仮眠施設や宿泊施設でのレンタルも展開している。また、横浜市内の保育園と共同で幼児向けのベッドマットの開発にも着手し、2012年には防水シーツ不要のムレないベビー用敷きふとんを含む「ブレスエアーふとん8点セット ディキシーランドジャズ」を発売している。

社会福祉法人伸こう福祉会

1976年に片山ます江（現・伸こう福祉会専務理事）が神奈川県藤沢市おいて認可外保育園を開園し1986年には鎌倉市に空き家となった独身寮を転用する形で老人ホーム開所しました。同施設の開所が、独身寮改装型福祉施設という、今では一般的なモデルの原点となったと言われています。1990年に伸こう会株式社を設立後、2000年までに同様の方式により15施設を開所しました。1999年に社会福祉法人伸こう福祉会を設立し、現在までに31の介護施設、6の保育施設を運営しています。2000年に横浜市栄区に開所した特別養護老人ホームは、地域に開かれたレストランを併設し、介護・看護の専門職の他に、音楽、理美容、食の専門家も雇用する等、多様なサービスの提供に注力しています。2007年には、藤沢市に認可保育園を開園し、イタリアのレッジョ・エミリアアプローチと呼ばれる教育法を取り入れています。

2013年1月30日
株式会社ハッチ
社会福祉法人伸こう福祉会

【お問合せ】
株式会社ハッチ　東京支店　法人営業部　担当：菊地通晴
TEL:03-3708-4881 FAX:03-3708-4883
メールでのお問合せはこちらのフォームよりどうぞ